REC.011 夏目公一朗さん

1951年生まれ。(株)ソニー・ミュージックグールプ内各社や経営企画を経てアニメ部門に携わり、2003年『鋼の錬金術士』(TBS系列)をヒットさせる。
2007〜2009年劇場版アニメ『空の境界』(第一章〜七章)などを企画。
2010年に実写映画『時をかける少女』のエグゼクティブプロデューサーを担当。同年アニメ『劇場版NARUTO-ナルト-疾風伝 ザ・ロストタワー』を製作。
これまでテレビアニメでは『ガリレイドンナ』(フジテレビ系列)、『銀の匙 Silver Spoon』(フジテレビ系列)、などを制作し『サムライフラメンコ』(フジテレビ系列)、『マギ The kingdom of magic』(TBS系列)、『キルラキル KILL la KILL』(MBS、TBS、CBCなど放映)では企画を担当。企画、製作、エグゼクティブプロデューサーとしてのそれぞれの立場から多くのヒットアニメを手がけている。
(株)アニプレックス代表取締役執行役員社長を経て現在(株)アニプレックス/スーパーバイザー、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント/スーパーバイザー、(株)KADOKAWA映像事業局戦略アドバイザー。一般社団法人アニメジャパン副理事長。

講義テーマ：アニメ業界の最前線と課題

本学では8年連続の講義となる、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントや(株)アニプレックスなどのスーパーバイザーを兼務する夏目公一朗さんを迎えました。スピーディに進行していった講義は、「アニメ業界の最前線と課題」がテーマです。『製作』と『制作』の違い、最近のアニメトピック、テレビアニメ・劇場アニメ、イベントの隆盛などアニメ業界への入門の実学でした。
メディア学部には近い将来、アニメ業界へ進もうとしている学生も多く、毎年アップデートされる資料がスクリーンに映し出され、学生にとっては、基本的な知識ばかりではなく、今、アニメ業界が直面するいくつかの課題を自分ごととして考える時間ともなりました。

講座日：2020年1月14日