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A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント ビジネス論
ゲスト講師インタビュー (宮城大学)season 3

名久井麻利さん
Interviewee

REC.003 名久井麻利さん

TBC東北放送アナウンサー

プロフィールの詳細


CHAPTER.1
~講義を終えて~

― 講義を終えて、(率直な感想など)いかがでしたか?

名久井麻利さん(以下名久井と敬称略):学校や企業で「アナウンスメント(発声やフリートークのコツなど)」を教える、という機会はたびたびありますが、大学で講義をさせていただくのは初めてだったのでとても緊張しました。
メディアの仕事に関心のある学生さんたちということで、いかに学生生活や、就職後に役立つお話が出来るかをポイントに考えました。

― お仕事で生放送を担当されていますが、演壇に立つのはまた違いますか?

名久井:どんな生放送の番組よりも、目の前のお客様(今回は学生さん)の前で話すことの方が、緊張感があります。
カメラの前に立つことと違い、こちらの話に対して、どういったリアクションをしているのか、直に感じるので皆さんの反応を確認しながらお話するように心がけました。

― 講義前と講義後、学生の印象は変わりましたか?

名久井:講義の中では質問が出なかったので、控えめな学生さんが多いのかなと思いましたが講義後に、思いのほか多くの学生さんが直接質問に来てくれました。
被災地の報道に関して、日々考えていることを率直に話してくれた方もいて、本音のやりとりが出来たことを嬉しく思います。

― 名久井さんの講義を受講した学生からの感想が届いています。放送メディアの重要性や、震災直後に放送局が果たした役割、また現場に携わった方々の葛藤など、名久井さんのお話は学生にちゃんと伝わっていたと感じましたが、その点はいかがですか?

名久井:「ラジオがライフラインである」ということを、しっかり受け止めてもらえたと思います。
実際、東日本大震災のときにラジオを聞いて過ごしていたという学生さんが多く、当時の様子を思い出しながら、こちらの話を聞いてもらえたようです。
講義を受けるまで、放送局が震災や復興とどのような関わりを持っているのか分からなかった、という感想もあり、驚きましたが、こちらの伝えたかった事は理解してもらえたと思います。

― 名久井さんが学生時代の就職活動のお話もありました。改めて、これから就職活動に挑む学生に向けて、特に放送局などのメディアを目指す学生にアドバイスがありましたら、お聞かせ下さい。

名久井:たとえばテレビ局に就職を希望する際、志望動機として「自分がいかにテレビが好きか」をPRする方がいます。
志望先が広告代理店の場合、「自分が感銘を受けた広告について語る」方もいます。
それらの熱い気持ちは、実際に就職してから自分を支えるモチベーションとして大切ですが就職活動中に「あなたが入社することにより、どのように会社に貢献できるか」をPRすることには、繋がりません。
自分のこれまでの経験を掘り下げて、どの部分がどのように仕事に繋がるのか、生かせるのかを考えてみてください。
応援しています!

― このインタビュー(質問)は後日、本会のホームページで公開させていただきますので、受講した宮城大学の学生も見てくれると思います。何か伝えたいことがありましたらお願いします。

名久井:先日は、私の講義に足を運んでいただき、ありがとうございました。
大学の4年間で経験することは、その後の人生において(仕事でもプライベートでも)大切な土台になると思います。
特に放送局などの仕事に関心のある方は、沢山の「無駄」を4年間に経験してください。
それが自分のキャラクターを豊かにしてくれると思います。様々な場所に行き、様々な人と「会話」をしてください。
学生時代を振り返ったときに、宝物のようだったと思える毎日を!

― 最後に、本講座では「ライブ・エンタテインメント」に関わる業種の方々、特に現場の業務に携わっている方々に講師としてお越しいただき、具体的にどんな仕事をしていて、それがどうビジネスになっているかをお話しいただいていますが、こういった講義にご意見などありましたら伺えますでしょうか。

名久井:エンタテインメントの現場も、アナウンサーとしての仕事も、共通することが沢山あると思います。
受け手の立場になって構成をし、チームでの作業の中でコミュニケーションをとりながら、モノを作っていくということです。
ここ数年、社内に後輩が増えてきましたが、「コミュニケーション」が上手くとれない者がいたり、言われたことしか出来ず、想像力に欠けてしまう者がいます。
どうしても「対・人」が基軸になる現場だと思いますので第一線で活躍する講師のみなさまの仕事に対する姿勢が、学生さんたちに伝わると、より学生さんのためになるのではと感じました。

― ありがとうございました。(次回は1月30日に行われましたミュージシャン・坂本サトルさんの講演の様子をレポートします。)

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