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A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
ゲスト講師リレーインタビュー (東京工科大学)season 4

吉田雄生さん
Interviewee

REC.003 吉田雄生さん

株式会社ワタナベエンターテインメント 取締役 第二マネージメント本部 兼 関西事業本部担当

プロフィールの詳細


CHAPTER.2
Little Glee Monsterのプロデューサーとして

― エンタテインメント業界への就職を目指して、学生が視野を広げるためには、今、どんなことが必要でしょうか?

吉田:芝居や映画、ライブを観たり、その中で感動することじゃないですかね。いいものをたくさん見聞きすること、それ以外ないと思います。やっぱり自分が体験することじゃないですかね、一番は。

― 本日の講義は「アーティストプロデュースとプロモーション」というテーマでした。その中で、吉田先生がプロデュースなさっているLittle Glee Monster(※3)のデビューから今日に至るまでを、「好きだ。」のミュージック・ビデオを見ながらお話いただきましたが、とても興味深いものでした。 (※3 Little Glee Monster:ソニー・ミュージックレコーズとワタナベエンターテインメントがタッグを組んでオーディションを行い、女子中高生ボーカルグループとして2013年デビュー。「好きだ。」はTBS金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』の主題歌となった)
https://www.youtube.com/user/ LittleGleeMonsterYT

吉田:Little Glee Monster(以下リトグリと略)のプロデュースを始めてから、昔読んだビートルズやストーンズのプロデューサーたちの本なども読み返し、今の時代に重ね合わせ、とにかく売れるためには何でもやろうと自分の中で決めていました。

― そのプロデュースとプロモーションを実践した中から、プロデュースの方法論をお話いただきました。ここでその流れをまとめてみます。
①企画
②実行
③継続
④拡散
⑤点火
(プロデュースとはこの①〜⑤の繰り返し)

吉田:こういう一つの法則みたいなものができたのは、リトグリをやってからですね。自分の中では、リトグリが売れなかったらこの仕事を辞めるつもりでいました。何をもって売れたとするか、いろいろな考え方はありますけど、この2年は頭の中の6割くらいはリトグリをやっていましたし、自分の中ではとても大きいですね。歌というものは、成長するのに本当に時間がかかります。彼女たちはこの2年間で、例えばコンサートのMCでも、この子たちはこんなことまで話せるようになったんだとか、歌ばかりではなく人間的にも成長していますね。初めの頃は、ソロで売りたいとか、この中で一人でも売れればいいという思いもありましたけど、今は、例えばワン・ダイレクションみたいにこの6人じゃないと成立しないものができたかなと思っています。

― ワタナベエンターテインメントの就職情報を教えてください。

吉田:2015年の募集は終了しましたが、職種もアーティストプロデューサー、コンテンツプロデューサー、広報・宣伝プロデューサー、またファンクラブプロデューサーといろいろありますし、今後の参考としてもホームページをご覧になってください。
http://watanabe-ent.net/company/new_recruit/bosyuyoukou.html

― 吉田先生は、どんなルーキーを必要としていますか?

吉田:とにかく前向きであることは大事だと思います。僕はへこたれない子が好きですね。

― 最後になりますが、学生におすすめの本がありましたら教えてください。

吉田:僕の一つのバイブルになっている、沢木耕太郎さんの「一瞬の夏」です。一度表舞台から去ったプロボクサーのストーリーですが、この本には、沢木さんが作家でありながら試合のブッキングも行うなど、アーティストプロデュース的なこともすごく書かれています。年に一度ぐらいは必ず読んでいます。やる気も出ますし、勇気をくれますね。

「一瞬の夏」(著者:沢木耕太郎・新潮社1981年)

表舞台から去った元東洋ミドル級チャンピオンのプロボクサー、カシアス内藤がトレーナーのエディ・タウンゼントとともに世界チャンピンを目指す姿を描いた名作。

― 本年度も誠にありがとうございました。

(次回は、(株)ホリプロ代表取締役社長、一般社団法人日本音楽事業者協会会長の堀義貴さんです。)

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