×

会員ログイン

ログイン名
パスワード

A.C.P.C.アーカイブ限定コンテンツ A.C.P.C close up

A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 4

学生座談会
Interviewee

REC.012 学生座談会

東京工科大学メディア学部学生


CHAPTER.1
印象的だった講義

― それでは、今年印象に残った講義について、各自に感想を伺いたいと思います。

坂本真理さん:就職活動を前に今期の講義を通して、私自身、音楽業界に進むか一般職に進むか悩んでいたのですが、15回目の松尾健司先生の講義で、好きなこと、やりたいことを仕事にすべきだと言っていただいて勇気が持てました。また、企画書の書き方についての説明では、いくつかの角度から考えるなど実践的なヒントがあり、とても役に立つ内容で今後に活かしたいと思います。
それから林真司先生は、エイベックスの会社のプロモーションビデオを見せてくださり、あの授業はとても楽しかったです。音楽業界への憧れが強くなりました。

庄司万穂さん:私はクレイ勇輝先生です。講義では、ご自身の人生を順々に追っていって、借金も抱えたことなども隠さずに話してくださって、それでも自分のやりたいことを貫き通したことががすごいと思って、とても印象に残っています。また、海外での経験をいろいろと聞かせてもらって、自分も海外に出ていきたいという気持ちが強くなったし、諦めないで挑戦する先生と比べたら自分の辛いことなんか、小さいことだなと思いました。

宋京舟さん:自分は中学から日本のアニメを観て、同時に日本語を勉強して今に至っています。日本に来た目的はそもそもアニメ業界に就職するためなので、夏目公一郎先生の講義は期待通りでした。今のアニメ業界の現状と先行き、海外との違いなど豊富な資料からいろいろな状況を知ることができて、とても内容が濃かったと思います。授業が終った後に質問にいくと、人とのつながりの重要性を教えてくださって、とても勉強になりました。
アニメの制作会社は日本に480くらいのプロダクションがありますけど、ほとんどが小さい会社です。自分は将来10年くらいプロダクションでインターンの経験を積んで、かつ日本での永住権を獲得後に会社を立ち上げたいと思っています。会社をつくる知識も欲しいなと思っていたのですが、第14回目の美藤宏一郎先生の講義では起業について詳しい話しがあって、すごく前向きになれました。

高橋咲江さん:私は吉田雄生先生の授業で中川翔子さんやリトルグリーモンスターのマネジメントのお話が印象的でした。マネージャーはアーティストがどういう人なのかをよく知ることが大切で、今後どうしていきたいか、本人たちとたくさんのアイデアを話し合って考えていくことなど、コミュニケーションの重要性を再認識しました。また、私はイベントの裏方をやっているサークルに所属しているので、野村達矢氏先生の、東京オリンピックに向かってコンサート会場が減ってきている話は興味深いものでした。今後どのような影響があるのか、これは自分には想像できなかったので、本当に面白かったですね。

若槻結衣さん:自分は映像制作が好きでこの大学で勉強しています。もともとリトルグリーモンスターのミュージックビデオをよく観ていたので、ドローンを使った撮影方法とか吉田雄生先生の制作者側からのリアルなお話は参考になったし、自分たちでもつくってみたいと思いました。それと松尾先生の授業では、「なりたい職業よりやりたいことを仕事にしよう」と、とても元気づけられました。

川畑ひかりさん:私は小さい頃からずっとディズニーが大好きなのでウォルト・ディズニー・ジャパンの目黒敦先生の講義です。ディズニーが世界中の人々を夢中にしているのは、ディズニーのDNA「楽しさ」「物語性」「革新」「共同体」「前向きな精神」「品質」「品位」を守っているからということがよくわかりました。そのなかでベイマックスのプロモーションがそれぞれの国によって違うことを映像で見せていただき、こういうことは他では知ることができないので、とても満足のいく講義でした。
また、松任谷先生の授業ではステージで対話させていただいて、松任谷先生がすでに音楽業界に身を置いていた大学生のときに就職活動の時期を逃してしまい、気づいたらこれしかなかったという、そんな将来の決め方も有りなんだなとすごく印象に残っています。

天野龍平さん:僕はアニメの夏目先生の講義です。先生の講義を聞くまでは作品をつくることばかり考えていたのですが、夏目先生が、これからアニメの世界は海外に打って出ていかなくてはという話しがあって、自分もつくるだけではなくてプロデュースする側のことも考えないといけないと思いました。それからは海外を相手に挑戦しているプロデューサーたちの立場を自分なりに想像して、アニメを観るようにしています。

― それでは15回の講義の全体を通して、皆さんが感じたことはどんなことですか?

宋:僕は二つあります。一つは大きな目を持って世界を見渡す。二つ目は自分の心に忠実にやりたいことを最後まで成し遂げることです。

川畑:この講座は大学の授業じゃ絶対に聞けないような話が一杯ありました。共通して先生たちがおっしゃっていたのが、「自分の好きなことを仕事にしよう」ということだと思うんです。自分もそうですけど、学生たちは、好きなことを本当に仕事にしていいのかという悩みを持っています。先生たちはその業界で苦労しながら成功されている方ばかりで、その人たちが、好きなことをやり続けようという言葉に説得力がありました。だから信じてやり続けてみようかなと思っています。

庄司:私も全体を通して、本当に自分の好きなことを曲げないで貫いたら、絶対そこで得られるものがあるんだと思いました。自信を持ってやりたいことをやるということの大事さがよくわかりました。

天野:自分はアニメ以外にも興味があって、まだ絞れていないんですけど、このあと一年くらいのうちに本当に自分が打ち込めるものを見つけて人生を進んでいけるように、講師の方たちのように何か新しいものを生み出していけるような人になりたいと思いました。

坂本:入学したときは何となくメディアで働いてみたいなくらいの気持ちで、2年の終わり頃から事務職でいいかなと簡単な方へと考えていたんですけど、先生方が皆さんとても生き生きしていて、自分もやっぱり音楽の道にいきたいと思い直すことができましうた。とてもいい機会になったと思います。

― みなさん、是非頑張ってください。今日はありがとうございました。

  • 1

ページトップ

Copyright©ACPC. All rights reserved.