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A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 1

Interviewee

REC.009 大橋健三さん

一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)常任理事

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CHAPTER.2
JASRACとA.C.P.C.

― JASRACとして「メディア特別講義Ⅱ ライブ・エンタテインメント論」のようなA.C.P.C.の提携講座について、どのようにお考えですか。

大橋:JASRACとA.C.P.C.との関係は非常に長く深いものがあります。演奏会の使用料規定の改定をしたいとなれば、演奏会系の多くの利用者団体、最大手はA.C.P.C.ですが、各団体に改定趣旨を説明し、協議して一定のコンセンサスを得た上で、使用料規定変更の届出を文化庁に行います。JASRACの著作権管理業務は、利用者団体との関係抜きにはありえないのです。
A.C.P.C.が音楽産業の要となるライブ事業にまつわる情報を若い世代に発信する講座を持つのは、頼もしい限りで、さらに、ライブ・エンタテインメントと音楽著作権の関係についての講義にJASRACを招いたのは、お互いの関係が大変に成熟したんだなと思いますし、感謝したいです。
これまでもJASRACは、関係権利者団体、あるいは違法利用を取り締まる組織や、大学の提携講座などで著作権に関する講義を多数、行っています。これは著作権知識を広めたいということでやっているのですが、利用者団体が主催する講座に、JASRACが著作権絡みの講義を行うのは、大変に有意義なことだと思いますね。

― 著作権に対する認識がまだ十分ではない中、今日の大橋先生の講義は大変に分かりやすい内容でした。ところで、今日の学生たちはいかがでしたか?

大橋:何人か寝ている人はいましたけど、真剣に聞いている人の方があきらかに多かったです。やっぱり著作権とはなんぞや、JASRACとはなんぞや、という一般論は面白くないですよね(笑)。学生たちはライブハウスの分配の仕組だとか、違法配信に対してJASRACはどういうスタンスなのかといった具体的事業を話したときに注目していましたよ。

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