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A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 3

Interviewee

REC.001 佐々木和郎教授、吉岡英樹講師


CHAPTER.1
キャリアに興味を持っている学生にとって、とても大きな影響力と人生上の経験をもたらしている

― 本講座における、学生にとっての意義をお二人はどのようにお考えでしょうか?

佐々木和郎教授(以下佐々木と敬称略):私はこの提携講座がスタートした2007年からの担当ですが、この講座の素晴しいところは、講師の方々と学生のその後の関係性が持続している点にあります。
第一線で活躍している方々が毎回講師として来ていただくと、凄い人が来てくれたというだけで終わってしまいがちなのですが、その後もお世話になっていることは大変に恵まれていると思っています。
例えば、松任谷正隆先生のプロジェクトには、受講生だった学生たちが参加していますし、J-WAVEの松尾健司先生の下でアルバイトをさせてもらっている学生もいます。また、ミュージックステーションのチーフプロデューサーである山本たかお先生にも講師でお越しいただいており、テレビ朝日に就職した学生もいます。

― 吉岡先生はいかがですか?

吉岡英樹講師(以下吉岡と敬称略):私はこれまで音楽を専門に学生たちと関わっていましたが、この講座を担当するようになってからは、私自身も音楽という一つの入り口からいろいろなエンタテインメントの世界に視野を広げることができました。学生たちの中にも私と同じように、その魅力に影響を受けている者が多くいるはずです。しかも、それぞれの業界で活躍されている方の直接の言葉で、好奇心や興味の枠を広げていけるのはなかなか他にない授業だと思います。

佐々木:特別講師の皆さんは、講義以外でも企画書を見てくださったり、イベントのお誘いもいただきますし、細やかな気遣いがあります。学生の、それまでのキャリアパスや考え方が、この授業を受ける前と後で大きく変わった例を私は随分見てきました。全員がそこまでいくわけではないのですが、熱心な学生、キャリアに興味を持っている学生にとってとても大きな影響力と人生上の経験をもたらしていると思います。これまでを通してみて、授業の後の広がりが一番かなと思います。

吉岡:この講座はインタラクティブをコンセプトにしていますが、我々担当者にとっても、空気作りや仕組み作りがどうできるかのチャレンジだと思っています。第一線の方々の講義の中で、学生たちが手を挙げて質問するのはやはりハードルが高いのですが、しかし、質問するということは実社会ではコミュニケーションの根本です。学生たちはどの先生にも直接質問していいわけですから、この機会をうまく使って欲しいと思いますね。

佐々木:学生は先生たちとコミュニケーションがとれることで、自分の可能性の広がりを自覚していると思います。さらに就職という現実では、実際に先輩がこの講座のご縁で社会に出ていっていることもあり、モチベーションも高いですね。

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