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A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 7

堀義貴さん
Interviewee

REC.006 堀義貴さん

(株)ホリプロ代表取締役社長/一般社団法人日本音楽事業者協会会長

プロフィールの詳細


CHAPTER.1
マネージャーはタレントとビジネスパートナー

ホリプロの仕事について「売り上げは、マネジメント事業が4割、TV番組などの映像制作が3割、舞台とミュージカルが3割で、99%、日本国内のドメテステック企業です」と堀さんは話し、マネジメント事業部のマネージャーの仕事を説明しました。

「タレント本人にいくら才能の下地があったとしても、うまくその才能を引き出して、プロモートしていくマネージャーがいなければ、絶対に成功しません。どんなタレントが求められているのか、事前対策を練ってタレントオーディションを行い、マネージャーが思うタレント像、こうなってほしいという“信念”とタレントの魅力を“実現”しなければなりません。
タレントの魅力を最大限に表現するために、スタッフ側に『もっとこうやったらどうか?』と方向性の軌道修正をしたり、お客様が期待した以上に最大値にもっていく。最終的にはお客様にタレントの魅力をゆだねるのですが、ホリプロのマネージャーはタレントとビジネスパートナーと考えています。ですから、タレントの身の回りの世話をする付き人とは違います。
タレントがスターと言われる存在になると、マネージャーは断る仕事が多くなります。また、スキャンダルなどにはイメージが損なわれるのを防ぐため早急に決断したり、未成年の場合は進路相談にも関わります」

続いて、TV番組などの制作を行う社内プロデューサーの仕事について「ホリプロは、企画ありきです。原作を見つけたり、オリジナル企画を仮説をたててTV局に売り込みます。また、演劇・映画は制作委員会があり、海外のものの上映権購入も重要な仕事です。当たらなければ赤字になります」と話しました。

講義は「これからの日本のエンタメはどうなっていくのか?」に移ります。学生たちは、自分たちの未来と重ね合わせて堀さんの話に集中していました。
まず堀さんは「メディアは広告費で成り立っています」と、20年前のラジオ、テレビ、雑誌などの広告費用と現在の数値を比べ、それぞれが下がっている現状を解説し、今後、人口が1億人まで減ると言われている少子高齢化時代の日本のエンタテインメントについて、このように説明しました。
「エンタテインメントは、金融、サービス、ITと同じように世界で劇的に日々変化しています。皆さんは頭の中で未来を描いていかなければならないし、生態系の変化に合った進化が必要です。スマートフォンの時代になって、世界中で国境も時差もなく24時間つながっている状態は、極東地域の日本からすると、こんなに追い風なことはありません。皆さんはそんなグローバル時代の中にいます」
また、「ホリプロもAIを開発していますが、あなたがどうしたいか言わないと作れない。また、ロボットがこわれたときに皆さんの時代では自分たちで直さなくていけないし、今後、技術的な知識を持っていることは普通になっていくと思います。ですから避けていても英語は当たり前に読めて話せなくちゃならなくなるし、外国人はどんどん入ってきます」と、学生に提言しました。

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