A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 1
CHAPTER.1
年間140本のライブへ
― まずは、どんな高校生でした?時代的には長嶋茂雄が現役引退した1974年(昭和49年)頃からの3年間ですが。
山本たかおさん(以下、山本と略):神戸の高校に通い、部活は中学から吹奏楽部です。そして、ギターが好きでバンドもやっていました。親にテレキャスターを買ってもらい、デュアン・オールマンやブリテッシュ・ロックにのめり込んでいましたね。
― その頃から、コンサートにはよく行っていたのですか?
山本:そうですね。レコードを聴いたら、あまり好きじゃなかったけど、ライブを見たら凄くよかった、という体験をしたことがあり、これは、友人に無理矢理誘われて行ったのですが、それ以来、ライブを見てみないとアーティストのことは分からないと思っています。
― 私は、レコードがよくて、ライブへ行ったら嫌いになってしまったという、山本さんとは逆の経験があります。やっぱりライブを見なければわかりませんね。
山本:僕は、音楽はライブだと思っていますので、毎年140本ぐらいは行きますね。今夜も明日も明後日も予定に入っています。あと1本で今年は100本。(9月25日現在)
― それは、「ミュージックステーション」という番組のためなのでしょうけど、140本とは大変な数ですね。
山本:140本というのはコンサートだけの数です。それ以外にも演劇、そして僕はプロ野球の阪神ファンですので年間30ゲームぐらいは見に行きます。
― ということは家で夕食を食べることは、ないのですね? 夕食はコンサートの始まる前ですか、後ですか?
山本:家ではほとんど食べません。食事はコンサートが終わってからで、ほとんどが関係者と一緒です。これが楽しいですね。また、「ミュージックステーション」の番組の打ち上げや私設応援団「六本木猛虎会」の会合もあります。
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