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A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 1

Interviewee

REC.002 堀義貴さん

ホリプロ 代表取締役社長
日本音楽事業者協会 副会長

プロフィールの詳細

講義の詳細


CHAPTER.4
アニメ戦略

― 講義を受けた学生からの事前質問のなかに、「ホリプロさんは、アニメ産業に積極的に進出するのですか?」という質問がありましたが、アニメ戦略についてお聞かせください。

堀:アニソンは、May’n(メイン)が偶然にやることになったのですが、ブレークしてからシンガポールの「アニメフェスティバル2008」では初めての海外ライブに出演しました。こちらが売り込む前にオファーがありました。弊社としては、2年前から海外に進出。その後、アニメまわりの仕事が増えましたね。

― アニメ業界では、ホリプロの進出は黒船来航みたいな言われ方をしましたが、いかがでしたか?

堀:アニメ業界の方から何かを言ってくるということはありませんね。

― May’n(メイン)さんですが、彼女は13歳でホリプロタレントスカウトキャラバンで決勝の4人まで勝ち残り、高校入学と同時に上京しホリプロの寮に入寮し、’05年にメジャー・デビューしていますね。

堀:シンガーとしてデビューしてから、2年目でレコード会社から契約を終了されて、仕事がないつらい状況にもあったけど、負けないでずっとレッスンを続けていました。

― ‘08年にTVアニメ「マクロスF」の人気キャラクター、シェリル・ノームの歌のパートをきっかけにブレーク。’10年には日本武道館で単独コンサートを成功させ、これは御社では、山口百恵さん以来のことだそうですね。

堀:その勢いで’11年には上海、広州、ソウル、台北、香港、シンガポールを巡るアジアツアー「UNITE!」を行ないましたが、外国人を熱狂させる日本アニメとアニソンには驚かされることばかりですね。役者が海外展開をやっていくのは、大変なことです。ですから、我々にとっては、アニメというアイテムがなければ海外には行けなかった。今後も社会情勢に一喜一憂するのではなく、自分たちを整えていこうと思っています。

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