A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 1
CHAPTER.2
音楽の使いとして
― 目黒先生の音楽の原点を聞かせてください。お生まれは何年ですか?
目黒:1969年生まれです。7歳上の姉の影響でビートルズ、カーペンターズをよく聴きました。でも、このアーティスト!という衝撃的な、例えばビートルズだとかローリング・ストーンズといった特別な存在は実はいないんです。
音楽の仕事に就いたのは楽曲好きというか、人生のサウンド・トラックとしてその影響力に携わる仕事がしたいと思ったからです。
― 平均的な仕事の1日はどんな感じですか?
目黒:会社に行くのは通常午前9時ですが、時差の関係でロサンゼルスと朝の6時から電話ということもあります。
時差があるのでどこでも仕事ができるようになっており、メールは常に処理し、社内のミーティング、各部門の責任者のミーティング、音楽関係の案件は山のようにあるのでそれをクリアし、アーティストやプロデューサーさんとの会食、試写会…音楽がすべてに関係していますから、あらゆる軸に絡んでいる感じです。
「音楽の使い」としてディズニーというものに出会って、より多くの人に感動してもらうことが日々の喜びですかね。
― 目黒さんにとって、音楽とはどういったものなのですか?
目黒:ある曲を聴くと、例えば好きな子と手をつないだときの匂いや温度など全部を思い出したり、あのとき落ち込んでいたけど、これを聴いて元気になったよねという、それぞれの曲によって思うことが違うというのが素敵なことですね。
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